わずか三歳の幼子が両手、両足を失い、障害を乗り越え人生を真正面から生きた人。その人こそ私に生きる勇気と希望を与えてくれた中村久子女史です。生きる意義や生きることの辛さ、それらを乗り越える人間の大きさ。ありのままに、ありのままに受け止め、人一倍の努力を惜しまない姿勢こそ彼女が成せる生きざまであり、人生そのものだ。私もまた脊損によって四肢麻痺の身となり、一度は人生に終止符を打とうとした身である。脊損患者の多くは、そんな苦しく、辛く、絶望と戦いながら、死と向き合っている。
人は、人によって苦しめられたり、悲しんだりもするが、希望の灯を照らす存在でもある。今一度、大きな灯を掲げようと思う。
好きな言葉に「敬天愛人」がある。その言葉通り、天を敬い、痛みや苦しみを理解し、助けることのできる人でありたいと頑張っています。
Nakabe Hiroshi
私は、現在車椅子が必要な体ですが、その辛い経験や今の体になったからこそ多くの問題点も発見しました。このサイトを通じて色々情報交換ができればと思っています。 また、Facebook、twitterにも投稿しております。よろしければ一度見ていただければと思います。
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2019.11.01 12:30